山形県酒田市にある庄内福祉会のホームページです。

庄内福祉会理事長　根岸　捷彦

　　　　

　当法人の運営している在宅介護複合施設ほづみは、介護保険制度における第二種社会福祉事業である通所介護事業、短期入所生活介護事業、公益事業である居宅介護支援事業の3事業を複合型の施設として運営しております。
　通所介護事業では、基本ケアである「水分・食事・排泄・運動」を取り入れ、ご利用者の皆様が生き甲斐をもって生活出来るように、機械を用いた運動を中心にサービスを提供しております。
　短期入所生活介護事業は、その名のとおり、ある一定の期間ご利用される方々が泊まって頂くサービスとなります。通所介護と短期入所を計画に位置付けてご利用される場合もありますし、介護をされるご家族のストレス軽減の為にご利用されたり、特養などへの入所申請後の比較的長期に利用されたりとその形態は多様であります。
　居宅介護支援事業は、在宅支援のプロフェッショナルであるケアマネジャーが心身の状況や生活環境、本人・家族の希望に沿ってケアプラン（サービス計画）を作成したり、サービス事業所との連絡・調整を行います。
　このように当施設は、通い、宿泊、計画作成が一つ屋根の下に一体となった特徴ある施設であり、介護保険制度の下、ご利用される方々にとっっては、サービス種類、内容ともに利用しやすい施設であると考えます。
　介護保険制度は、2000年にスタートし、見直しも含め改正されてきました。現在の日本は増え続ける社会保障費が最高を更新し続けている状況で、2025年には団塊の世代が75歳以上となり、介護や医療のニーズがさらに高まることが予想されます。
　したがいまして、今後の介護保険制度は社会保障費の抑制のために改めて自立支援が重要視されます。ほづみでは今後も単に高齢者の身の回りの世話ではなく、現在の状態を維持、向上できるよう在宅ザービスに努めて参る所存でございます。